2012/03/07

COKES ONLY


『COKES ONLY』
3/9 (金) 下北沢シェルター
open 24:00 / start 24:15
¥1,500 + 1drink (当日券ONLY)
*来場者先着でTHE COKES未発表音源プレゼント*

待望にして初のコークスワンマンライブがすぐそこまで迫ってきました〜♫今回のワンマンにむけてタクミ君がコークス結成〜現在までの軌跡を抜群の文章力でかいているコークス・ヒストリー・ブログはホントおもしろい!もう完結すると思うとむしろさびしい気持ちでいっぱい。。。タクミ君ホント文才あるからワンマン終わっても何か書いてね☆



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正直、以前はコークスが全然好きじゃなかった。。。それは簡単にいえばオリジナルティが過剰すぎるタクミ節が炸裂するコークスを受け入れることができなかったのだ。


曲は良いな〜と思いきや、ライブでみると何かグッと来なかった。ガッツがあるし、気合が入ってるのもわかるんだけど、それが逆に空回りしてるようにしか見えなかった。

コークスを知ったのが2ndアルバム以降だったので、日本語で歌っているコークスしか知らない。しかもそこらの日本語の歌とは異質のクセのある歌い回し、独特の日本語の乗っけ具合、所謂「タクミ語」の毒が強すぎて、どんなに良い曲であってもオレの中では完全に殺されていた。

もうひとつ個人的にどうしても納得いかなかったのが、そんなコークスがパワーポップ界隈のバンドとして活動している感があるところ。人生を完全に狂わす破壊力のある本物のPOWERPOP/PUNK/ROCK N ROLLの衝撃、興奮、感動をコークスの楽曲やライブからはどうしても感じることができなかったのだ。

フェイバリットにイギリスのBOYSを挙げられたり、リッケンバッカーにSTARJETSのステッカーが貼ってあったりすると、それだけで過剰に期待してしまうし、20/20やQUINCYをカヴァーしている事実が「本当にパワーポップが好きならオリジナルでガツンとくるのやってくれよ!」という勝手な思いを抱いてしまっていたのである。

そんなコークスに対する酷評を一気に覆したのは、間違いなくオガー君のスマッシュヒット"Love Too Late"である。切なさが疾走し爆発する理想的なパワーポップ!初めてライブでみた時に一発でナックダウンされ、コークスというよりオガー君の大ファンになってしまった。


そして極め付けは"In Your Mind"の存在。この曲の素晴らしさを何て伝えようか考えながら聴いていたら目頭が熱くなってきた。本気で泣いて踊れるオレの求める本物のパワーポップ!コレきいてグッとこないやつはパワーポップ聴くのやめた方がいい。こんな曲を作れるパワーポッパーは日本にはオガー君以外いない。いるとしたらあとはチューザーズのK君くらいだろう。ただ、この曲もライブでやったりやらなかったりという時期があり、アンコールで無理矢理お願いしてやってもらったこともあったが、一部のオガーマニアしかこの曲の凄さに気づいていないのが悔しかった。

オガー君の奇跡の名曲はどちらも3rdアルバム"New World"に収録されているが、録音が曲の魅力を最大限に生かせていないので、録り直してほしいくらい心底大好きな曲だ。

オガー観たさにコークスのライブへ頻繁に足を運ぶようになったわけだが、不思議とライブの帰り道はタクミ節が頭から離れない。いつの間にか"Fire"の哀愁感がたまらなく好きになってしまっていた。ふと気づくと「レヴォリューショーーン」と口ずさむ自分がいる。これは一体どういうことだろう?

ポップでキャッチーな楽曲に絶妙に乗っかる、あのクセのあるヴォーカルが脳にこびりつく。一度侵されるとその進行の速さは異常で、ウチやぷあかうで2ndアルバム"Heatwave"ばかり聴いてしまう日々が続く。このアルバムが「灼熱のロックンロール」という邦題に恥じない好内容で、また録音が素晴らしく気持ちの良い音の為、何度も聴きたくなる魔法がかかっていることに気づく。

そして歌詞がまた凄すぎる。「最近はみないキツめのショートカット」って何だ!?CDを所有している人は是非歌詞カードをみながら改めてアルバムを通して聴いてほしい。毎回新たな発見があるはずだ。

ポップン的にいえばコークスは決してパワーポップではない。パンクでもニューウェーブでも歌謡曲でもない。愛してやまないそれらの音楽を真摯に聴き続け、吸収し影響を受けつつも模倣ではなく、オリジナリティを追い求めて不器用に転がり続ける、他に類をみないロックンロールを奏でる唯一無比のバンドが"THE COKES"なのだ。その魅力にやっと気づくことができた。

最近では何十年後かにコークスが日本語のロックンロール史を語る上で外せない存在になる気がしてならない。The Badgeなんかに夢中になったオレらのように、未来の冴えてるキッズはコークスを見つけ出し夢中になることだろう。
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今回のコークスワンマンを記念してコークストリビュートアルバム"Yes Cokes Yes"をStay Freeからリリースすることになりました!コークスに縁の深いバンド、ぷあかう界隈のバンド等で全17組参加という超大作が完成しました☆


V.A. / THE COKES TRIBUTE ALBUM "Yes Cokes Yes" (CDR) ¥1,000 限定100枚

 1. Reo Yokomizo & 乱 - FIRE
 2. The Florians - I NEED TEENS MUSIC
 3. The Little Boxes - HELLO
 4. Three Minute Movie - RADIO MIDNIGHT
 5. dark the giant - MY HEART BEAT
 6. Humberg - ANYTIME ROMANCE
 7. Yako, Tamotsu, Tsurumi (The Weekpoints) - LONELY GIRL
 8. Young Parisian - HOLD YOUR HEART
 9. The Volume Out! - TRAVELING ROMANCE
10. fragments - COME BACK MY IDOL
11. High Life - MY HEART BEAT
12. Last Numbers - LOVE ELEVATION
13. Powerpops - I NEED TEENS MUSIC
14. Hateman - LOVE TOO LATE
15. Rangsteen - IT'S TONIGHT
16. The Choosers - IN YOUR MIND
17. ina hunter - TEENAGER

3/8(木)ぷあかうのコークスワンマン前夜祭&トリビュートリリースパーティーにて先行販売されます。タクミ君からワンマンへの意気込みスピーチ&リクエスト弾き語りがあるとのウワサです★

YOUNG PARISIANツネさんの何気ないトリビュート発案からコークスワンマンまで恐らく一ヵ月なかったにも関わらず、続々と音源が各地より集まってくる様子はホント痛快でした!届く度にぷあかうで聴かせてもらいましたが、ソロ作含む各バンドのコークスに対する愛を感じるカヴァーっぷり、そして何よりコークスのオリジナル曲のクオリティの高さをつくづく再認識させられ、またコークスを聴きたくなるという無限ループ状態。。。まさにこれぞトリビュートの楽しさ!というのが今回の制作に携わりはじめてわかりました。

そもそもトリビュートにあまり興味がないので詳しくないですが、現行のバンドが現行のバンドをカヴァーするトリビュートアルバムってレアじゃないですか?

全音源が集まって編集が完了したのが数日前の為、こんなギリギリで間に合うのか?と心配にもなりましたが、ぷあかうレギュラー陣の強力なサポートにより完成した、コークス愛が詰まった限定100枚オンリーのハンドメイド仕様です◎


以下にてダイジェストで試聴できます。確実に手に入れたい方は前夜祭にくるか、当日シェルターにて早めにゲットすることをオススメします。遠方の方より既に欲しいけどどうしたらいいか問い合わせを頂いてますが、フィフィさんに確認しておきます☆



このコークス・トリビュートアルバム"Yes Cokes Yes"にPOWERPOPSも参加しました。とはいっても、コークスでありパワーポップスであるオガー君がメンバーの時点で、最初はどの曲をどのようにやればいいか全然思いつかなかったのですが、参加することに意義があるということで決行しました!


結果2ndアルバム「灼熱のロックンロール」収録のタクミ君の超名曲"I Need Teens Music"をフィフィさんとオレがヴォーカルでやってみることにしました。


個人的にはいろいろ思うところがありますが、初レコーディングがアクシデントもあったりで想像以上に楽しかったこと、RANGSTEENのコージさんがもの凄い良い音でロックオンしてくれたことに感動した、ということを記しておきます。コージさん本当にありがとうございました☆


祝!POWERPOPS初音源がCOKESカヴァーてのは予想外でした〜♬



COKESのオリジナルヴァージョンと聴き比べてお楽しみください!




さらに今回のコークスワンマンを記念して"Yes Cokes Yes"Tシャツを販売するとのことですが、これが超好みのタイプなんです!色は赤、黒の2色、サイズS、Mで各¥2,000です。



このデザインはその時偶然ぷあかうで飲んでいたTEXSACO LEATHER MANのオオサマにオーダーしたら次の日に仕上げてくれました!オオサマありがとうございました!!

まだ記憶に新しいところでいえば昨年のギターウルフVSファイヤースターター@下北沢シェルターのTシャツもオオサマのデザインで相当クールでした◎

以上、コークスワンマンを心底楽しみにしている、いちコークスファンよりお届けしました〜♪当夜はみんなでたっぷりコークスを堪能し大騒ぎしましょう!タクミ君、オガー君、チヒロ君、ヤマちゃん全ライセンスから目が離せません!!あのライブ開始時のピックを渡すライセンス儀式(?)は復活するのか!?そしてタクミ君の伝説のブレイクダンスの封印が解き放たれることを切に願っております〜♫


- Atsushi P License